久しぶりにYouTubeに動画を公開しました。
「根のうた（ほやほやver.）」。
こちらのリンクから飛んで聴くことができます☺️
よろしくお願い致します！
以下、YouTube概要欄より。
とても辛くて堪らなかった時期、両親が山口県の山の奥にあるキャンプ場に連れ出してくれた。
太陽の透明な光に透ける緑の葉。
いつまでも聴いていられる、日暮れ時の川のせせらぎ。
一切の人工の光がない中、柔らかな闇に包まれながら見た星の光と蛍。
気づけば、わたしの中に、とある旋律が、言葉の音とともに降りてきました。
「ね」
「根」
授かった、おと。
わたしにとって、まさしく根のように張り、支えてくれるうたとなる。
予感とともに、大事に、失くさないように。
家に帰って音と言葉をそっと集め、一つの曲としました。
根。
命の根源。
母なる大地に根ざすもの。
母なる大地は、そっと優しく、生きるものを支え、死したものを受け止めてくれます。
根の国。
死んだ者が還りゆく場所。
映像にある根は、祖父母の家の受け咲き君子蘭の根。
おばあちゃんが死してもなお、その根を張り、鉢の中にどうやって収まっていたかわからないほどの、宇宙のような広がりをもっていた。
古い根を整理していて気がついた。
根が、人肌のような色をしていたことに。
この「根のうた」（ほやほやver.）は、唄が生まれてすぐに録ったものです。
音を丁寧に探りながら、祈りながら歌っている。
今歌う「根のうた」は、歌っていくほどに音が段々豊かになっていったから、ここまで削ぎ落とされて、純粋で、静かな「根のうた」はもうできないのかもしれない。
生まれたてほやほや。
頼りないけれど、生命の力に溢れた音を、受け取ってくださるとうれしいです。
むじゅん
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