2022年5月5日(木)
前回、畑に訪れたのは4月23日。
この時は小手毬の花が、この世の何よりも清い白色を誇っていた。
今日畑に訪れると、もう小手毬の花は盛りを過ぎていて、わたしの胸の中には一抹の寂しさが過ぎった。
季節は、時間は、着々と進んでいるんだなぁ。
それは喜びである時もあれば、すごく悲しくもある。
さて、野菜たちの方へと向かうと…
なんと、じゃがいもに花が咲いていた!!!
かわいいなぁ。
前回じゃがいもを育てた時も思ったけど、じゃがいものこの花を見る時が一番
「じゃがいもってそういえばナス科だったなぁ」
と再認識できる気がする。
そのくらい、花がナスとそっくりなのだ
(同じナス科のトマトは花の色が黄色いからか、花を見てもあんまりナス科だと思い出さない)。
意外と綺麗な花が咲くよね。
今回、じゃがいもは2畝植えたが、畝ごとに品種が違うからか、花の色も畝で異なっていた。
片方は紫色。
片方は白色。
どっちも綺麗で好き。
紫色と白色なら、色のコンビネーションもばっちりだ。
それにしても、前回よりずっと葉が茂ったなぁと感じる。
すごい成長スピードだ。
なんだか、気候の特性もあるのか、秋じゃがいもより春じゃがいもの方が成長が早い気がする。
まぁ、単純にあったかいもんね。
この玉ねぎの逞しさ!
あんなに冬の間弱々しかったなど、誰が分かろうか。
もう大丈夫感がすごいな。
このまま収穫期まで頑張ってくれ。
葉っぱがぴんぴんしている。
生き生きしている。
冬の間、べと病などに苦しめられて数を減らしたたまちゃんたち。
成長も遅れたので、玉ねぎの食べる部分がうまく育つかわからないけど、きっと大丈夫だと、元気になったこのたまちゃんたちを見て思う。
そ・し・て!
新たな試みです。
おばあちゃんの畑には柿の木が植わっているのですが、その葉っぱを使って柿の葉のお茶を作ることにしました!
薬草の本などを読んでいると、柿の葉はいいお茶になると書いてあり、畑に柿の木があるのだからすぐできるじゃん!と思い立ったのです。
柿の葉には、熱に強い特殊なビタミンCがたくさん含まれています。
通常ビタミンCは熱にとても弱いので、熱してしまうとすぐに壊れてしまうらしいのですが、柿の葉のビタミンCは熱に強く、お茶にしても壊れず摂取できるらしいのです。
その抗酸化作用たるや…!
とまぁ、難しい話は置いておいて。
見てください。
この溢れんばかりの美しい緑色を!
艶々とした春の初々しい葉っぱは、この季節特有のフレッシュ感を余すことなく伝えてくれます。
若々しく清々しい青い葉の香りが、すっと鼻に届き、幸せな気分です。
植物は本当に美しい。
生命の力強さを、わたしに教えてくれます。
むじゅん
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