【2024年02月27日】明日は絶対筋肉痛。

むじゅんについて

今日は久しぶりに畑仕事をしました。

わたしと母は、安全な食、土や生態系を疲弊させない農法を求め、農薬、肥料を使わない、あるものでできる自然農を、どうにかできないかと挑戦してきました。

しかし、自然農に関する農法は、なかなか体系化されておらず、本やインターネット情報などで実践例を勉強しては、そこからできそうなことを取り出して、自分たちの畑に試してみる日々。

しかし、なかなかうまくいかないもので、昨年はじゃがいもがモザイク病にやられてしまい、失敗に終わってしまいました。

しかし、最近、是非ともやってみたい畑の作り方を知ったのです。

それは、吉田俊道さん発「菌ちゃん農法」。

以前、味噌作り教室に行った時に、味噌の材料を作ってくださった方が教えてくださった農法でした。

糸状菌という菌、通称“菌ちゃん”の力を最大限に発揮してもらう環境を人間が整え、その力を貸してもらう。

菌ちゃんのご飯として、そこら中にある、竹や、すすき、セイタカアワダチソウなどの荒地に生える草たちを使う。地域の厄介者扱いされているが、菌ちゃんのご飯にはむしろ最適。

…聞けば聞くほど、めちゃんこいいではないか!と感激したのでした。

元々発酵食品や自身の腸内環境など、菌のパワーがものすごいことは知っていましたし、農薬や肥料をわざわざ買わなくても良く、その地にあるものだけでできる…。

なんて心強いのか。

農作業の疲れで頭がぼーっとしているので詳細は省きますが、その地にあるものを活かし、その地のものだけで完結し、野菜の健全な力そのものをしっかりつける農業というものは、いざという時もきっと強いと思うし、とっても持続可能性が高いと思うのです。

何より、教えてくれた方の生き生きとした様子!

「楽しくってしょうがないのよ」とおっしゃっていました。

それが、何よりの証左です。

で、今日、菌ちゃん農法にとっての一番の大仕事、初めての畝立てをしたわけですが…。

感想「なんか意外なところが大変だった!」

菌ちゃん農法で重要なのが、畝と溝の設計。

菌ちゃんは好気性なので、畝が水に使ってしまうと、弱ってしまうのです。

なので、徹底的に水はけを良くするため、“高層マンション”と表現されるほどの、高く大きな畝を作ります。

スコップで溝を掘って、畝に積み上げていく作業が一番大変そうでしたが、これは思ったほどではなかった。

むしろ大変だったのは、畝や溝をきれいに平らにすることです。

ぽろぽろと崩れる土と格闘しながらの終わりの見えない作業は、肉体的には大変でも単純に掘って乗せていけばよかった先の作業より神経を使うし、地味に体も大変でした。

母と二人で、日が暮れるまで、3時間くらいずっと力仕事。

出来上がった畝に菌ちゃんのご飯になる刈り草などを乗せて、更に土を上からかけて、馴染ませてあげる。

今日はここまでで、後日一旦一雨当てて、それからマルチシートで覆い、土で重しをして、菌ちゃん達を増やす期間に入るそうです。

とっっても疲れたけれど、出来上がった畝を見た時、「わたしたちでもこんなことができるんだ」と感動しました。

菌ちゃんたちに、よろしくねと声をかけて、畑を後にしました。

もう、すっかり空は暗くなっていた。

(眠たいというか、疲れて頭がぼーっとしてて思考がまとまらないので、文章わかりにくいかも?)

むじゅん

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