野菜ってどうしてこんなに美しいんだろう。
春を体現したかのようなスナップエンドウと新玉ねぎの瑞々しさが眩しくて、
思わずシャッターを切る。
スナップエンドウの鞘は、今にもはち切れんばかりにぷっくりと膨らみ、
くるっと裏返ったつるがなんとも可愛らしい。
新玉ねぎは、透明な層が幾重にも重なり、なんだかホログラムでも見ているかのようだ。
他の季節に切る玉ねぎよりも心なしか香りが柔らかく、その身の柔らかさまで測れるようである。
まずはこれらを煮て柔らかくする。
けれど、春の柔い野菜なので、心配せずともすぐに火が通る。
火が通ったら、油揚げと出汁を加える。
火を止めて、最後に仕上げのお味噌。
春が詰まったお味噌汁の完成!
とりわけスナップエンドウの甘さには驚かされる。
甘さと共に、鞘の中の実が弾けて、楽しい。
今の季節だけのお楽しみ。
大満足の昼餉となった。
むじゅん
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