母がうきうきしながら、買い物袋からあるものを取り出した。
それは、袋いっぱいに詰まった米麹だった。
わぁぁぁぁ!!!!
わたしもそれを目にした途端、うきうきしてきた。
わたしも母も、発酵食品は生きた菌が一生懸命活動して生まれたものであるから、なんだかとてつもなく愛しいと思っているタイプの人間なのだ。
しかも、体に良くて美味しい。
最高の食べ物。
それに、この麹漬けセットを出しているますやみそは、わたしが大好きなますきちというお店を運営している会社である。
このお店は、リーズナブルな価格で大きなお椀(というよりどんぶりに近い)たっぷりの具沢山味噌汁が食べられるお店だ。
このお店は広島にあって、
味が濃かったり、脂っこいものが多い都会の飲食店の中で、さながらオアシスのように感じられるのであった。
広島に出る時、随分お世話になったお店である(しかし!2022年6月現在、ますきちに行ったら、撤退してしまっていた!!ショック!!!)。
なにはともあれ、大好きなますやみその出している米麹ならば、きっと美味しく漬かるのだろうと、わたしは期待を大きくした。
漬け方は至って簡単。
袋から保存容器に米麹を出して、付属の薬味を混ぜる。
水も指定の量加えましょう。
袋を開けた瞬間、日本酒のような米麹の香りが鼻をくすぐる。
なんだか酔っちゃいそう。
これが、麹菌が生きている香りなんだな。
水を加えると、ひんやりむにゅむにゅした感じになって、ひんやりと気持ちが良い。
そこに、お好みの野菜を切って加える。
わたしは、今回きゅうりと蕪を入れました。
余分な水分が出るのを防ぐため、野菜の水気は拭き取ってから入れましょう。
あんまり小さく切ると取り出すのが大変だから、ある程度の大きさのまま入れてみてください。
取り出す時にはだいぶ野菜の水分が抜けて、しぼんでいます。
ちょっと欲張りすぎたのか、結構容器にぎゅうぎゅうになっちゃいました!
ここまでできたら、あとは野菜を麹の中に埋めて、蓋をして、冷蔵庫に入れるだけ。
ちなみに、初回は麹の塩分が多いので、漬ける時間は少なめにしないといけないそうです。
この麹は初回だけ5時間くらいだったかしら。
これが次の朝の麹漬けの様子。
わたしの場合、次の日の朝取り出すのが遅くて、かなりしょっぱいお漬物になってしまいました。
しっかり漬け時間は守りましょう。
むじゅんとのお約束です。
さて、今回はむじゅんの麹漬けデビューの様子をお届けいたしました。
とっても簡単で麹がかわいいので、皆さんもやってみてね。
それでは。
むじゅん
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