2022年05月07日(土)
先日植えたトマトの苗は、すっくと自立し、寝起きのわたしを安堵させる。
暖色の陽光は日に日に強さを増して、季節が初夏に移りゆくことを伝える。
生命を育て、時に灼き殺す太陽という存在。
自分が今ベランダで、屋外で、日に照らされている不思議を思う。
小松菜はまだ芽が出ていないみたい。
まだお布団の中。
お布団から目覚めたら、あっという間に大きくなる。
それまでの辛抱ね。
柿の葉は水分を徐々に失って丸まっている。
今なお青い香りは部屋に漂い、その存在を匂わせている。
葉は水分の減少とともに縮むから、すこうしずつ空間がひらけてゆくのを見ている。
葉にあてるため、わたしは窓を開けて5月の薫風を招き入れる。
むじゅん
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