2年前くらいに植えたじゃがいもが、土に残った芋から新しく生え続けて何度も代替わりして生え続けているのだけど、今回も地味に収穫することができた。
一つひとつは小さいけれど、意外と食べれる。
そこそこの大きさになっているものもある。
野菜って、ものによるけど案外たくましい。
ちょっと緑になっちゃってる芋や、小さすぎる芋は畝に残しといたので、もしかしたら来年春じゃがとして生えてくるかもしれない。
ほったらかしだし、原価0円だけど、ありがたい恵みだ。

もう一つの畑に行くと、おばあちゃんが晩年植えてくれた柑橘の木が色々ある。
レモンとざぼんと金柑意外、あまりよく品種を把握していないのだが、どれも等しく色々使える。
果汁を絞って、蜂蜜や砂糖を少し加えてお湯を注ぐだけで、ホットレモネード的な飲み物ができる。
果実を絞った手には、皮に含まれる精油がつくから、いい香りがする。
そのまま食べるには酸っぱいくらいなので、鍋をするときに自家製ポン酢を作ってもいいし、そのまま料理にかけるだけでもいい香りと酸味が加わっておいしい。
わたしは苦手なので食べないけど、焼き魚とかにかけてもおいしいのだろう。
柑橘の香りはすごく元気が出る。
こういう“陽“を摂取できるものが、“陰”極まる冬に旬を迎えるのは、本当によくできているなと思う。
実際、柑橘系の精油は、鬱などのメンタル系の不調にすごくいいとされている。

畑の草取りをしていたら、白い菊の花がたくさん咲いているのを見つけた。
どこからやってきたのだろうか。
綺麗だったので、摘ませてもらう。
明日、島の人たちに会うかもしれないので、柑橘や花をお土産にしよう。




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