好きなものを好きでいられること、美を感じられること、震えるほどに心が感じる力をもっていること。
色々経てきて、今は奇跡のようにうれしく思う。
わたしはわたしの感性が好きだし、観る目、審美眼を信頼している。
それは天性のものであり、この人生において培われたものでもある。
だからこそ信じられる。
そして、常に自分を省みていたい、変化の余地、可能性を持っていたいと思っているからこそ信頼できる。
“絶対”と思って学ぶことを、省みることを、理解しようとすることを放棄したら、
それはただの“自分勝手に判定して回るマシーン”に過ぎない。
常に自分をこそ磨いておく必要がある。冴えておく必要がある。
完璧にはできないし、完璧な状態になんてそもそもなれないけれど、
できる限り、心を尽くして、わたしはわたしをクリアに保ち続けようとする。
その心、実践が大切だ。
決して傲慢にならぬように。けれど、無闇に自分を卑下したり、へりくだらない様に。
慎重に、一方で非常な喜びをもって、わたしは観る、測る、判断する。
そして表現する。
世界と関わることは恐怖でしかないと思っていた。
けれど、少しずつ、少しずつ、わたしなりの世界との関わり方を体得してきたように思う。
わたしは他者に触れ、刺激を受けて、影響を受けて、瞬間ごとに変容してゆく。
自身の要素と混ぜ合わせながら、時に反発して強力な化学反応を起こしながら。

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