【2024年02月03日】ようこそ、わたしのお味噌ちゃん

むじゅんについて

今日は、お味噌作り教室に参加し、念願叶って自分の手を使ってお味噌を作ることができた。

といっても、今回は材料の下処理も含めて用意をしてくださっている状態。

お味噌作りを教えてくださる先生と、大豆と糀を作ってくださった先生がいらして、それってすごくいいなと思った。

この方が作った子たちを、お味噌にさせてもらってるんだなとわかるのがうれしかったし、大豆と糀を作ってくださった方の喜びも伝わってきた。

わたしたちがしたのは、簡単に言ってしまえば混ぜるところなんだけど、混ぜると一言にいってもすごく豊かな体験だったと思う。

糀と塩をまずは混ぜるのだけれど、簡単に混ざればいいのではない。

お互いがちゃんと馴染むように、しっかりしっかり揉み込むように、混ぜてあげる。

確かこの工程を“塩きり”といったと思う。

これをしっかりしないと、かびの原因になっちゃうんだって。

わたしは、お塩に、「お味噌を守ってあげてね」と思いながら作った。

素材同士が仲良く調和しないと、バランスが崩れて失敗してしまうんだな。

そして、立派に膨らんだ大豆を手で潰して、さっきのおふたりさんに混ぜ込んであげる。

すると、最初の頃はつーんとアルコール感のある香りがしていたのに、段々チーズみたいな香りがしてきた。

おもしろい。

こういうお味噌作りのようなことは、感覚で覚えていくことがきっと大事で、どんな風に混ぜるのか、どんな柔らかさにしたらいいのか、自分の五感で感じながら覚えていく。

みんなで和気あいあいしながらお味噌を手でこねている時間は、とても平和で幸せなものだった。

完成したので、ジッパー袋に詰め込んでいく。

空気が入らないように慎重に。

今日作ったのは「十五夜味噌」。

塩分が少ないので、保存は長くできないけれど、その代わり15日ほど熟成させれば食べることができるらしい。

楽しみ。

おいしく育つといいな。

素敵な人たちとの出会いも含めて、とてもよい体験でした。

ありがとうございました。

むじゅん

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